つれづれ日記
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公衆直流給配電 - 高圧HVDC, 低圧LVDC。 『インプレスSmartGridニューズレター』2018年8月号のおしらせから。

スマートホーム(スマートハウス)やスマートビルをはじめ、太陽光パネル(PV)、電気自動車(EV)などが主役となるスマートグリッド/マイクログリッド、再エネ時代を迎えている中、かつて限定的に使用されていた電気通信用電源方式である直流48V給電システムは、データセンター用の直流380V時代へと進展し、最近では、直流48V、直流12Vなどを駆使する直流給電システムが家庭にまで普及しようとしている。

 ドイツの配電器具メーカーであるバッハマン(Bachmann)社(ドイツ・シュトットガルト)は、本社ビル内にDC380V仕様のサーバルームを使って、自社の業務用処理をすべて直流で行っている。また、韓国では、韓国電力が、2010年に電力事業用に配電網をLVDC(低圧直流)に置き換える検討と実証をスタートさせており、2019年の商用化を目指している。

 中国では、高圧直流(HVDC)送電システムが20カ所以上、総容量110GW、総延長2万5,000kmの直流送電網という大規模な敷設が整備されているが、中国国内の次のターゲットはLVDC側、すなわち需要側である。これを実現するため、PV分野、ICT分野、EVを含む交通分野の効率化を目指した低圧直流(LVDC)の導入を、脱炭素化の観点からも推進している。

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