FedoraでLivaの無線LANカードを使うには、Fedora 23に不足している Broadcom BCM43241カードのファームウェアのパラメータファイルを追加する。

Livaに無線LANカードを刺したのだがifconfig -aでインターフェース名が表示されない。BCM43241に対応するドライバ名のbrcmでdmesgを検索すると、次のエラーが表示されていた。

 brcmfmac_sdio mmc1:0001:1: Direct firmware load for brcm/brcmfmac43241b4-sdio.txt failed with error -2

この場合は、 ファームウェアのパラメータを設定するテキストファイルが不足しているので、追加すればよいとのこと。パラメータファイルはGitHubにある。

cd /lib/firmware/brcm
wget https://github.com/jfwells/linux-asus-t100ta/raw/master/nvram/lib/firmware/brcm/brcmfmac43241b4-sdio.txt
sudo modprobe -r brcmfmac  &&  sudo modprobe brcmfmac

上の操作に特に問題なければifconfig -aでWi-Fiインターフェースのwlan0が表示されるようになる。

$ ifconfig -a
... 中略 ...

wlan0: flags=4098  mtu 1500
        ether dc:85:de:c2:09:d2  txqueuelen 1000  (Ethernet)
        RX packets 0  bytes 0 (0.0 B)
        RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
        TX packets 0  bytes 0 (0.0 B)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
いまどきはiwコマンドを使うのがよい。iw devで無線LANデバイスを確認できる。
$ iw dev
phy#0
        Interface wlan0
                ifindex 5
                wdev 0x1
                addr dc:85:de:ba:4c:bb
                type managed
無線LANインターフェースとしてwlan0が表示されたので、wlan0を設定すればLivaで無線LANを使える。

なお、Linux kernelがドライバ(kernel module)をロードする過程をdmesgを再確認すると、以下の表示だった。

$ dmesg |grep brcm
 usbcore: deregistering interface driver brcmfmac
 brcmfmac: brcmf_sdio_drivestrengthinit: No SDIO Drive strength init done for chip 4324 rev 5 pmurev 17
 usbcore: registered new interface driver brcmfmac
 brcmfmac: brcmf_c_preinit_dcmds: Firmware version = wl0: Jul 17 2013 07:36:07 version 6.10.197.71 (r412987) FWID 01-882d2634
 brcmfmac: brcmf_cfg80211_reg_notifier: not a ISO3166 code

「LivaはCentOSで使えない」という記事が多く、もったいない。確かに新発売当初は使えなかったのかもしれないが、いくつか設定すれば使えるようになる。Wi-Fiの設定はいまどき行ったけれども、上の記事にあるLinuxドライバの対処記事は発売以前からあった。