IPv4/IPv6プロトコルと、DNSの股裂き関係について 。
あるドメイン名を持つホストとの通信は、特定のIPv4/IPv6ルータを
使いたい、と思ったとき、「それはレイヤが違うので標準にない」
という状況がある。ほんとに、たいしたことではないのだが、
省庁の縦割り行政がどうの、というのと同じくらい縦割りの股裂き。
かろうじて、あるドメイン名を持つホストの名前解決については、
特定のDNSサーバに問い合わせる、という実装がDNSリゾルバと
フレッツ対応ルータなどにある。
しかし、あるホスト www.example.com についてのみ、デフォルト
ゲートウェイではなく、ある特定の
ルータ 1.1.1.1 を使おうとするとき、経路制御とドメイン名(ゾーン名)
による制御の連携がないため、簡単にできない。
そのため、ある特定の接続をMACレイヤで切断したり、遮断または
横取り・介入・インターセプトする、という野蛮なことをしなければ
ならない。なぜIPv4/IPv6には経路制御があるのか? それを
「マルチホーミング」などと特別扱いしなければならないほど
特別扱い、あるいは壁として扱っているところが、現在のIPを
利用したソフトウェアの「ガラパゴス」。
「ガラパゴスとは、何かの壁を作ってまわりを囲んでしまうこと」。
Google App EngineがGoogleのIPv6ホワイトリストになくても
IPv6を利用できるオプションをCNAMEで提供 。
独自止め引用のghs.google.comへのCNAMEを、ghs46.google.comにすれば、
端末のIPv4アドレスがGoogle over IPv6のホワイトリストになくても
AAAAレコードを応答するようになる。
IPv6で問い合わせると? google.comのaddtional sectionにAレコードしか
ないので、IPv6でのDNS名前解決手順は中段され、IPv4で名前解決を
継続しなければならない。gtld-servers.netではGoogle over IPv6ホワイト
リストは適用されていないと思われるが。
punycodeを使った誘導URLということで、たしかにほんとに
わかりにくい 。punicodeに限らないかもしれないが、何か機械的に検査できなければ。
インターネットには接続しているが、
DNSが使えない状態でGoogle MapsをFireFoxで表示すると、
地図以外のアイコンやスケールなどは表示されて、地図の中身だけ
灰色になって表示されない 。URLはIPアドレスにした
( http://66.249.89.99/maps)。
JavaScriptのエラー、情報は何もない。警告には、
zoomなどのオブジェクトがない、というメッセージがあるが、
DNSで名前解決が失敗したとか、XMLHttpが失敗したなどの
エラーメッセージはない。
ということで、DNSだけがない状態だと、何が失敗しているのか、
かなりわかりにくい。
robtexでDNSツリーを表示した例 。
DNS運用ツールとしても便利だった。自分のサイトの DNSレコードの構造、
グラフ図を確認したら、たいそうおかしくなっていたので、あとで
調整しないと。それにしてもわかりやすい。
2010/4/28 - bgp.he.netは同じ内容でさらに見やすい
。
APNICのお知らせ「DNSSEC署名をDNS逆引きゾーンで有効に」(2010年4月12日9:11) 。
| 予定日 | IPv4/IPv6逆引きゾーン | 対応IPv6プレフィクス
|
|---|
| 2010年4月14日 | 1.in-addr.arpa 27.in-addr.arpa 43.in-addr.arpa 58.in-addr.arpa 59.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月15日 | 60.in-addr.arpa 61.in-addr.arpa 110.in-addr.arpa 111.in-addr.arpa 112.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月16日 | 113.in-addr.arpa 114.in-addr.arpa 115.in-addr.arpa 116.in-addr.arpa 117.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月19日 | 118.in-addr.arpa 119.in-addr.arpa 120.in-addr.arpa 121.in-addr.arpa 122.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月20日 | 123.in-addr.arpa 124.in-addr.arpa 125.in-addr.arpa 150.in-addr.arpa 153.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月21日 | 163.in-addr.arpa 171.in-addr.arpa 175.in-addr.arpa 180.in-addr.arpa 182.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月22日 | 183.in-addr.arpa 202.in-addr.arpa 203.in-addr.arpa 210.in-addr.arpa 211.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月23日 | 218.in-addr.arpa 219.in-addr.arpa 220.in-addr.arpa 221.in-addr.arpa 222.in-addr.arpa
|
|---|
| 2010年4月26日 | 2.0.1.0.0.2.ip6.arpa 3.0.1.0.0.2.ip6.arpa a.f.7.0.1.0.0.2.ip6.arpa c.0.1.0.0.2.ip6.arpa d.0.1.0.0.2.ip6.arpa
| 2001:0200::/24
2001:0300::/24
2001:7fa::/24
2001:0c00::/24
2001:0d00::/24
|
|---|
| 2010年4月27日 | e.0.1.0.0.2.ip6.arpa f.0.1.0.0.2.ip6.arpa 4.4.1.0.0.2.ip6.arpa 5.4.1.0.0.2.ip6.arpa 8.1.0.0.2.ip6.arpa
| 2001:0e00::/24
2001:0f00::/24
2001:4400::/24
2001:4500::/24
2001:1800::/24
|
|---|
| 2010年4月28日 | 9.1.0.0.2.ip6.arpa a.1.0.0.2.ip6.arpa b.1.0.0.2.ip6.arpa 0.4.2.ip6.arpa
|
2001:9000::/20
2001:a000::/20
2001:b000::/20
2400::/12
|
|---|
2008年10月ごろから2010年4月8日までの間に
このサイトのwebサーバにhttpでアクセスしたマシンで、
IPv6アドレスの種類は166種類あり、そのうちDNS逆引きが
設定されていたのは以下の5種類 。(下64bitのホストアドレス部は伏字)
種類数だけで言うと、5/166で3%。
x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.2.6.0.e.2.0.8.1.8.6.4.0.1.0.0.2.ip6.arpa
domain name pointer mnlab-ipv6.seas.upenn.edu.
x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.0.0.0.0.4.c.0.0.0.4.2.0.1.0.0.2.ip6.arpa
domain name pointer gate2.soum.co.jp.
x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.5.0.0.d.2.0.c.f.0.7.4.0.1.0.0.2.ip6.arpa
domain name pointer wyvern.kngw.at-dk.info.
x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.0.2.0.0.1.0.0.0.8.1.a.0.1.0.0.2.ip6.arpa
domain name pointer www.ipv6forum.org.
x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.x.1.0.0.0.3.0.0.0.0.0.2.0.2.0.a.2.ip6.arpa
domain name pointer s1.neon1.net.
GoDaddy.comのドメイン名のネームサーバ登録で、IPv4アドレス1個と
IPv6アドレス1個の合計2個のネームサーバホスト名登録ができた 。
"IPv4が2個なきゃだめ"とは言われなかった。
[shida@sshida diary]$ host -vt ns sshida.com. m.gtld-servers.net.
Trying "sshida.com"
Using domain server:
Name: m.gtld-servers.net.
Address: 192.55.83.30#53
Aliases:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 54751
;; flags: qr rd; QUERY: 1, ANSWER: 0, AUTHORITY: 2, ADDITIONAL: 2
;; QUESTION SECTION:
;sshida.com. IN NS
;; AUTHORITY SECTION:
sshida.com. 172800 IN NS ns.sshida.com.
sshida.com. 172800 IN NS ns1.sshida.com.
;; ADDITIONAL SECTION:
ns.sshida.com. 172800 IN AAAA 2001:380:e07:10:200:f4ff:fe58:44f
ns1.sshida.com. 172800 IN A 222.228.173.205
Received 107 bytes from 192.55.83.30#53 in 103 ms
sshida.comドメインの登録移転がやっと終わった 。
networksolutions.com から godaddy.comへ。
networksolutions.comだと、IPv6アドレスをネームサーバ用の
アドレスとして登録しようとすると、networksolution.comに
メールしなければならないが、godaddy.comの場合はIPv6アドレスも
そのまま入力できる。ホスト名を登録しようとするとIPv6 Ready
のような緑のチェックマークも表示され、対応がありそうに見える。
(登録できるかどうかは未確認)
しかし、ホストのIPアドレスの変更はやはり48時間かかるとのことで、
いまどきネットで48時間かかる処理ってなに? と思う。
DNSSECというか、安全なDNSへの道は、基本的に遠い。
GoDaddy.comはやたらCMをやって安い、ということらしいけれども、
スパムがひどくて評判が悪いサイト、とのこと 。ロサンジェルス帰りのDNSな人より。
まいっか、メールアドレスはGMailで、スパムなんてほとんど見ないし。
3ヶ月に1回あるかないか。
ほんとうにドメイン名の運用環境はひどい。まさに昭和。
建前も常識もない。「うちはうち、よそはよそ」「人生いろいろ」といっていた
最後のショーワ宰相・小泉総理を思い出す。
- 5つのドメインを一度にTransferすると、無料というサイトもあった。
- GoDaddy.comのDNS販売ページは、canadianisp.net と同じだった。ただし価格が
違うのだが。
- いまだに、Domain Registration でNSレコードやAレコードを変更するだけで
8~24時間かかる。ネットの処理で時間単位で待たされることが信じられない。
- さらに信じられないのは、Domain Transferでnetworksolutions.comは5日も
待たせること。もしかしたら5営業日かもしれない。
5日間、Domain Transferの取り消しがなければ、Transferを承認すると。
ドメインの登録費用は誰が払って、誰のものだと思っているのか。
JPRS(jpshop.jp)に掲示されているドメイン登録事業者のうち
IPv6に対応しているのは約220事業者のうち6事業者のみ 。
DNSSECについては表示なし。
先日の.cnの登録をやめたニュースを見て、
というわけではないのだが、安かったのでGoDaddy.comに
ドメイン登録を変更(Domain Transfer)することにした 。
Domain Transferは1年$7.17で、"ネームバリュー"の980円
よりも安かった。Alexaにトップランクされている
サイトのうち、AAAAレコードをcom.ゾーンに登録している
サイトが 4つ以上あったのもある。
OpenDNS adopts DNSCurveで、DNSCurveはパケット単位での保護 。
DNSSECはレコード単位での保護。"DNSCurveはDNSSECの導入を妨げるものではない。
... (中略) ... ただ、現実のユーザが今利用できる安全を考えると、DNSSECでは
対応できないので、DNSCurveにたどりついた。"というような注意書きがあり、
いいかんじ。
DNSリカーシブサーバ、キャッシュサーバ、リゾルバサーバが、
クエリのソースアドレスに自サーバのIPアドレスではなく、
問合せの起点(?)となるクライアントのIPアドレスを入れる
RFC修正というのがGoogleから出ていた 。
HTTP や SIP でも、クライアントのソースIPアドレスを
保持するヘッダがあるが、DNSはやっと今頃、ということだった。
DNSクライアントのIPアドレスがないと、代理DNSサーバの
IPアドレスによって応答を変えることがあり、クライアントと
代理DNSサーバの場所や許可が大幅に違うと、不都合が起こる。
ただ、DNSクライアントのソースIPアドレスがどの程度確かかは
このドラフトではカバーされていない。
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2010年01月28日(木)|
はれのちくもり☀/☁ |
5/5 |
カテゴリ: DNS
LルートDNSサーバが
DNSルートゾーンでのDNSSECの一部運用を開始する 。
今回は故意にDNSSEC検証を不可能にした、ダミーの署名データ
(Deliberately Unvalidatable Root Zone (DURZ))を
日本時間午前3時以降、配布するとのこと。
ルートゾーンへのDNSSECの導入と展開
~DNSSECの世界的普及に向けた大きな一歩(2009年12月16日)。
家庭用ルータのDNSキャッシュの効用とISPの
DNSリゾルバサーバの負荷 ?という話があった。
OpenDNSやGoogle Public DNSが存在する理由は何なのか?
いまどきはテレビもEthernetに直接つながるし。MP3対応
のモジュラーコンポでさえネットにつながるネットが
高速になればなるほど、手元のキャッシュは重要なのでは
なかろうか。
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