つれづれ日記
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この日記はよしいまいち コメント

IPv4/IPv6プロトコルと、DNSの股裂き関係について

IPv4/IPv6プロトコルと、DNSの股裂き関係について 。

あるドメイン名を持つホストとの通信は、特定のIPv4/IPv6ルータを 使いたい、と思ったとき、「それはレイヤが違うので標準にない」 という状況がある。ほんとに、たいしたことではないのだが、 省庁の縦割り行政がどうの、というのと同じくらい縦割りの股裂き。

かろうじて、あるドメイン名を持つホストの名前解決については、 特定のDNSサーバに問い合わせる、という実装がDNSリゾルバと フレッツ対応ルータなどにある。

しかし、あるホスト www.example.com についてのみ、デフォルト ゲートウェイではなく、ある特定の ルータ 1.1.1.1 を使おうとするとき、経路制御とドメイン名(ゾーン名) による制御の連携がないため、簡単にできない。

そのため、ある特定の接続をMACレイヤで切断したり、遮断または 横取り・介入・インターセプトする、という野蛮なことをしなければ ならない。なぜIPv4/IPv6には経路制御があるのか? それを 「マルチホーミング」などと特別扱いしなければならないほど 特別扱い、あるいは壁として扱っているところが、現在のIPを 利用したソフトウェアの「ガラパゴス」。

「ガラパゴスとは、何かの壁を作ってまわりを囲んでしまうこと」。

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| 2010年08月03日(火)| はれ | 3/4 | カテゴリ: Network IPv4 IPv6 DNS

Google App EngineがGoogleのIPv6ホワイトリストになくても IPv6を利用できるオプションをCNAMEで提供

Google App EngineがGoogleのIPv6ホワイトリストになくても IPv6を利用できるオプションをCNAMEで提供 。 独自止め引用のghs.google.comへのCNAMEを、ghs46.google.comにすれば、 端末のIPv4アドレスがGoogle over IPv6のホワイトリストになくても AAAAレコードを応答するようになる。

IPv6で問い合わせると? google.comのaddtional sectionにAレコードしか ないので、IPv6でのDNS名前解決手順は中段され、IPv4で名前解決を 継続しなければならない。gtld-servers.netではGoogle over IPv6ホワイト リストは適用されていないと思われるが。

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| 2010年08月01日(日)| くもり | 2/4 | カテゴリ: IPv6 DNS

JPIXがISP向けにIPv6とIPv4アドレスの変換をする実験サービスを開始

JPIXがISP向けにIPv6とIPv4アドレスの変換をする実験サービスを開始 。 セーブルネットワークスのトランスレータをJPIX側設備、ユーザ宅内に ホームゲートウェイを置いて変換する、とのこと。
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| 2010年07月13日(火)| くもり | 2/2 | カテゴリ: IPv6 Network

IPv6で使えるCisco IOS用アクセスリスト(ACL)

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| 2010年06月30日(水)| くもり | 2/3 | カテゴリ: Security IPv6

Google IPv6 Implementors Conferenceより

Google IPv6 Implementors Conferenceより 。 読もうと思って時間がとれなかった。たいへん充実した内容。 日本の動向もわかりやすい。コンテンツ事業者の対応方法も複数出ている。 そのわりに日本語のニュースが少ない気がする。

それにしてもGoogleが報告する不具合は深くてこわい。 ちゃんと原因を発見しているところがえらいのだが、 もっとライトに運用したい人にはIPv6はまだ熟成されていない、 という印象を強くする。

  • SoftBank YahooBBからの発表:
      要件:
    • IPv4とIPv6の両方の接続性を持たなければならない
    • 近い将来、新たなIPv4グローバルアドレスを得られなくなる
    • IPv6によっても、IPv4共用によっても新たな売上げ(ARPU)は得られない ため、投資コストと運用コストを最小限にしなければならない
    • IPアドレス割当の維持が必須で、拡張性を持たなければならない

    CPEの設定変更コストも最小限に(ADSL IPv6 prefixは IPv4から生成)
    ADSLの場合、ユーザごとの平均帯域は2.3Kbpsであり、 6rdはひとつのトンネルで全加入者を収容するため、 ユーザごとのトンネル収容に比べトンネルサーバ数は約1/20で済む。
    LSN(Large Scale NAT)をがんばる(A+Pの方向)
    NTT東西との接続はPlan-2(IPv6 over PPPoE)かPlan-4( IPv6ネイティブをソースルーティング)

  • AT&Tの資料はよくわからず
  • Comcastは"xfinity":
    • http://ipv6.comcast.net/ あり
    • 2010年は4つのトライアル: IPv4環境での6rd、ネイティブデュアルスタック(個人/法人)、IPv6-only上でIPv4をDS-Lite
    • 2011年から先行サービスを開始、将来はdual-stackを実現
    • 5月以来、6to4のトラフィックが4倍になった
    • ComcastのIP接続パートナーの75%は IPv6対応済み
    • 新しい接続はすべてIPv4/IPv6デュアルになっている
    • 既存のパートナーへのIPv6追加は"フルスイング"

  • Yahoo!(U.S.)の発表
    • CGN, NATはダメ: 位置情報、不正利用低減、性能に対して影響する
      IPv6はこのような問題を迂回できる
    • IPv6実装が不完全な機器を利用するユーザの問題
    • データセンタと協調してIPv6をテスト中(~2011半ば)
    • リバースプロキシでIPv6 からIPv4 に変換させている
    • DNS応答にIPv6対応サイトを特定するためのホワイトリストを適用

  • FaceBookの発表
    • ロードバランサでIPv6とIPv4を変換している
    • Facebookは最初のメジャーな LISP 採用サイト
      LISP: Locator/ID Separation Protocol
    • LISPはCisco XTRを利用して4時間で導入した
    • LB版 - http://www.v6.facebook.com/
    • LISP版 - http://lisp6.facebook.com/

  • LLNW - Limelight Networkの発表 - 進んでいる
    • Provision of http://ipv6.limelightnetworks.com(完了)
    • IPv6 SSL
    • Standardized v4/v6 DNS architecture
    • Google Apps over IPv6 for selected corporate LAN segments
    • AAAA RRs whitelist for all google.com services
    • Geolocation for IPv6

    • セキュリティ機器のIPv6での不具合 - "4週間でパッチが届いて直った" (軽い)

  • Google の発表
    • 「不具合を見つけたら徹底的に調べよう」、「設計の中に善後策を」と慎重
    • 例: Firewallの最初の単語がマッチしても次がマッチしない
    • 例: FIBとRIBの更新処理が競合して同期しない(多くのデータセンタの サービス後数ヶ月で発生)
    • 例: インタフェース上のループでDAD(アドレス衝突検知)が動作し、 インタフェース上の設定の削除と再投入が必要になってしまう
    • 例: Linuxは受信専用インタフェースで経路のない、大きすぎる パケットを受信すると、そのパケットを無視する
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| 2010年06月20日(日)| くもり | 8/8 | カテゴリ: IPv6

DNSルートサーバのiがIPv6対応になった

DNSルートサーバのiがIPv6対応になった 。IPv6対応していないのは、 aからmの14のルートサーバ名のうち、 b,c,d,e,gの5つだけとなった。互換性や移行のため、IPv6には対応しない ネームサーバも残される、という話を聞いたこともあるが、 対応しないほうが問題になる事例のほうが多ければ、すべて 対応するのだろう。
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| 2010年06月20日(日)| くもり | 5/8 | カテゴリ: IPv6

IPv6 RA-Gurad - 偽装されたRouter Advretiseを防ぐSeND以外の方法

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| 2010年06月15日(火)| はれ | 6/6 | カテゴリ: Security IPv6

Google社内のIPv6ネットワーク

Google社内のIPv6ネットワーク

  • 社内の利用者は19,000人、36ヶ国の70ヶ所のオフィス。
  • ホストから接続していたGREトンネルを、ルータ経由のデュアルスタック接続へ。
  • その後WANとMPLS VPN上でデュアルスタック接続

  • アドレス計画 - /64 を各VLANかPtP接続へ割当
  • アドレス計画 - /56を各建物へ割当
  • アドレス計画 - /48を各キャンパスかオフィスへ割当する
  • アドレス計画 - /42を地域レジストラからGoogleに割当してもらう

  • 経路制御 - HSRPv2 末端のホストから見て最初のルータの冗長化
  • 経路制御 - OSPFv3 IGPとして
  • 経路制御 - MP-BGP (Multi Protocol BGP) EGPとして
  • 経路制御 - SLAAC

  • 経路制御方針 - オフィス集約経路をプロバイダに広報する
  • 経路制御方針 - トランジット事業者からのみ、デフォルト経路を受け入れる

課題 - IPv6対応機器は一部機種、一部機能のみ。通信事業者もIPv6対応は一部のみ。

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| 2010年06月13日(日)| はれのちくもり/ | 11/11 | カテゴリ: IPv6 Network

IPv6オプションヘッダと多層にわたるトンネルのため パケットインスペクション(パケット監査)が難しいIPv6

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| 2010年06月13日(日)| はれのちくもり/ | 10/11 | カテゴリ: IPv6 Network

Google IPv6導入者会議 議題

Google IPv6導入者会議 議題

Facebook が IPv6を採用、実験中などの発表資料がある。 IPv4アドレスとIPv6アドレスをロードバランサで変換し、 サーバには一切変更を加えないアプローチと、 IPネットワークのLISPを使ってロケーションとIDの役割分担をさせる方法が紹介されている。 XTRのコマンドにipv6 lisp ... がある。

しかし、発表資料内にあるアドレスがにくい。

2610:d0:face::9

IPv6アドレスの16進数表記に"face"が使われている。そうだよなぁ。 face:b00cとかface:b009(日本語のみ)もあるが、あまり長いシャレはよくない。 www.v6.facebook.comは、 2620:0:1cfe:face:b00c::3だった。

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| 2010年06月11日(金)| はれ | 3/3 | カテゴリ: IPv6 Web Network

Apple iOS (旧名称 iPhone OS) 4はWi-FiでIPv6をサポート

Apple iOS (旧名称 iPhone OS) 4はWi-FiでIPv6をサポート

3G接続については対応しているのか、キャリアが対応していないだけか、 よくわからず。

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| 2010年06月09日(水)| あめ | 1/11 | カテゴリ: IPv6 Software

サイバー攻撃ではネットワークへのIPv6トンネルが積極的に使用される との指摘

サイバー攻撃ではネットワークへのIPv6トンネルが積極的に使用される との指摘 。IPv6 over IPv4のことを言っているらしい。 「IPv6のトラバースは現在の機器では検知不能」とも指摘している。 確かに攻撃も時間がかかるだろうが、ランダムに広域のIPv6アドレスを スキャンすると、範囲が広すぎて検出するのもむずかしくなる。

ロッキーマウンテンIPv6サミットという、ぱっと見たかんじ のどかな名前の会議で、「IPv6のセキュリティポリシと 運用、ツールを今準備するように」、との指摘。 そのためにはAssure6という商品を買うように、とのこと。

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| 2010年05月30日(日)| くもり | 1/4 | カテゴリ: IPv6 Security

NANOG 49 - 2日目のセッションにIPv6関連が複数あった

NANOG 49 - 2日目のセッションにIPv6関連が複数あった 。1日目には「JUNOSe プラットフォームでのIPv6アクセスサービス」など。
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| 2010年05月14日(金)| はれ | 1/3 | カテゴリ: Network IPv6

「ハリケーン電気社(Hurricane Electric)」マーティン・レビーに聞く、 IPv6の一歩を始めるとき

「ハリケーン電気社(Hurricane Electric)」マーティン・レビーに聞く、 IPv6の一歩を始めるとき 。まずは実験室から始めましょう、など。 あまり内容はおもしろくない。
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| 2010年05月12日(水)| あめのちくもり/ | 1/4 | カテゴリ: IPv6 Network

he.net の tunnel broker用の 起動時設定

he.net の tunnel broker用の 起動時設定 。Fedora 12用。

  • SITトンネルのデバイス名はhe-ipv6になる
  • he.netの routed /64アドレスはeth0につける

$ cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-he-ipv6

# Config Script for ifup-sit

### he.net tunnel broker
### http://tunnelbroker.net/

# Uses following information from /etc/sysconfig/network:
#  IPV6_DEFAULTDEV=: controls default route (optional)
#  IPV6_DEFAULTGW=<address>: controls default route (optional)

TYPE=sit
DEVICE=he-ipv6
ONBOOT=yes

IPV6INIT=yes
IPV6FORWARDING=yes
IPV6_ROUTER=yes

IPV6TUNNELIPV4=72.52.104.74
IPV6TUNNELIPV4LOCAL=222.228.173.205
IPV6ADDR=2001:470:1f04:bc2::2/64

# IPV6_MTU=: controls IPv6 MTU for this link (optional)
# IPV6ADDR_SECONDARIES="[/] ..."

このトンネル用の経路を追加する。table 200に設定する。 この設定ファイルには ip -6 route add 以降のコマンドラインを 羅列できる。

$ cat /etc/sysconfig/network-scripts/route6-he-ipv6

# See /etc/iproute2/rt_table
dev he-ipv6 table 200

he.net の routed /64アドレスはeth0に追加する。 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0に 以下の1行を追加する。Fedora 12で挟まれた部分はさわらないようにする。

IPV6ADDR=2001:470:1f05:bc2::1/64

別途、/etc/rc.d/rc.localの末尾などに追加:

### Source Address Selection ###
### RFC3484 Rule 6 Lables ###
ip -6 addrlabel add prefix 2001:0470::/32 label 10
### DELETE tunnel entry ###
ip -6 addrlabel del prefix 2002::/16 label 2

### Policy Routing ###
ip -6 rule add to 2001:470::/32 table 200

以下のコマンドで確認する。

$ sudo ifdown he-ipv6
$ sudo ifup he-ipv6
$ ping6 he.net
$ ping6 a.dns.jp
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| 2010年05月11日(火)| あめ | 4/5 | カテゴリ: IPv6 Linux Fedora 12

IPv6 ソースアドレスセレクションには要件と問題点の RFCが出ていた

IPv6 ソースアドレスセレクションには要件と問題点の RFCが出ていた 。

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| 2010年05月11日(火)| あめ | 3/5 | カテゴリ: IPv6

Fedora 12 の Linux kernel 2.6.31.12で IPv6のポリシールーティングがようやく効いた

Fedora 12 の Linux kernel 2.6.31.12で IPv6のポリシールーティングがようやく効いた 。

Policy Routingというと、ソースアドレスやTCPなどの ポート番号を条件にして、特定のルータを指定して経路制御を 行うもの、と思う。

昨日まで試した設定がどうもうまくいかなかった。やったのは、

  • IPv6 over IPv4トンネルを本張る (1つはOCNv6/PPP, 1つはHE.NET/SIT)
  • 自分のサイトのIPv6アドレスはeth0に割り当てる
  • HE.NET: 2001:470:1f05:bc2::1/64
  • OCNv6: 2001:380:e07:10:200:f4ff:fe58:44f/64
  • ポリシールーティングの設定は:
    HE.NETの2001:470:1f05:bc2::/64を ソースアドレスに持つパケットはHE.NETのトンネルに向ける

しかし、ソースアドレスにHE.NETの2001:470:1f05:bc2::1が 選択されても、HE.NETではなくOCNv6のトンネルに向かってしまう。

type unicastを指定してみたり、HE.NETのrouted /64アドレスと トンネルの終端アドレスの両方で ip -6 rule を書いてみたが、 やはり同じだった。

そこで、ソースアドレスの判定をやめることにして、宛先だけを 指定してみることにした。 Linux でのソースアドレス選択にも、「IPv6でポリシー ルーティングすればよい」とあるが、ソースアドレスでの 振り分けはしていない。IPv4のソースアドレスによる振り分けなら、 ほかにたくさん紹介例があるのだが。

ということで、上のnabekenさんの例と同じように、 ソースアドレスではなく宛先アドレスでポリシー設定をした ところうまくいった。

  • IPv6 over IPv4トンネルを本張る (1つはOCNv6/PPP, 1つはHE.NET/SIT)
  • 自分のサイトのIPv6アドレスはeth0に割り当てる
  • HE.NET: 2001:470:1f05:bc2::1/64
  • OCNv6: 2001:380:e07:10:200:f4ff:fe58:44f/64
  • ポリシールーティングの設定は:
    WHOISに掲載されているHE.NETの割当IPv6アドレス2001:470::/32を
    宛先ドレスに持つパケットはHE.NETのトンネルに向ける
  • それ以外はOCNv6のトンネルに向ける
  • どちらかのトンネルが切れたときは、別のトンネルを使う

Fedora 12の場合、iproute2パッケージのipコマンドは もともと入っている。カーネルのAdvanced Routingも onになっているようだ。

### addrlabelはソースアドレス選択時のRFC3484 Rule 6のラベル判定表。

### HE.NETあてのIPv6ネットワークアドレスをラベル10番に設定する

### HE.NET以外の宛先はだいたいラベル1になり、
### HE.NETのソースアドレスはラベル10に判定されるので、
### HE.NET以外の宛先の場合はHE.NETのソースアドレスが
### 選択されることはない。

### 2002::/16のトンネルあてprefixもlabel 1にすれば
### よく使う経路に向けることができるので、label 2は削除しておく

$ sudo ip -6 addrlabel add prefix 2001:0470::/32 label 10
$ sudo ip -6 addrlabel del prefix 2002::/16 label 2
$ ip -6 addrlabel
prefix ::1/128		label 0
prefix ::/96		label 3
prefix ::ffff:0.0.0.0/96 label 4
prefix 2001:470::/32	label 10	### HE.NETのアドレスはここにマッチ
prefix 2001::/32	label 6
prefix 2001:10::/28	label 7
prefix fc00::/7		label 5
prefix ::/0		label 1		### HE.NET以外はだいたいここにマッチ

	### ソースと宛先がどちらもラベル1にマッチすれば、
	### そのソースアドレスが利用される

### HE.NETあてのパケットは、HE.NET用経路テーブルで処理する
$ sudo ip -6 rule add to 2001:470::/32 table 200
$ ip -6 rule
0:      from all lookup local
16383:  from all to 2001:470::/32 lookup ipv6_he_net
32766:  from all lookup main

### HE.NET用経路テーブルは、すべてHE.NETトンネルに送り出す
$ sudo ip -6 route add default dev he-ipv6 table 200
$ ip -6 route list table 200
default dev he-ipv6  metric 1024  mtu 1480 advmss 1420 hoplimit 0

### その他のパケットはすべてOCNv6のトンネルを使う
$ ip -6 route list table main | grep default
default dev he-ipv6  metric 1024  mtu 1480 advmss 1420 hoplimit 0

### 以前はHE.NETのソースアドレスが選択されていたが、
### OCNv6のソースアドレスが選択された [OK]
$ ip route get 2001:dc4::1
2001:dc4::1 from :: via 2001:dc4::1 dev ppp0  \
	src 2001:380:e07:10:200:f4ff:fe58:44f  metric 0
    cache  mtu 1390 advmss 1330 hoplimit 0

### HE.NETあてはHE.NETのソースアドレスと
### HE.NETのトンネルI/Fが選択された [OK]
$ ip route get 2001:470::1
2001:470::1 from :: via 2001:470::1 dev he-ipv6  \
	src 2001:470:1f04:bc2::2  metric 0
    cache  mtu 1480 advmss 1420 hoplimit 0

### もともとOCNv6のソースアドレスが選択されていた宛先。
### OCNv6のソースアドレスとトンネルI/Fが選択された [OK]
$ ip route get 2001:200::1
2001:200::1 from :: via 2001:200::1 dev ppp0  \
	src 2001:380:e07:10:200:f4ff:fe58:44f  metric 0
    cache  mtu 1390 advmss 1330 hoplimit 0

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| 2010年05月11日(火)| あめ | 2/5 | カテゴリ: Linux IPv6 Fedora 12

Linuxで IPv6ソースアドレスセレクションの状況を示すコマンドは ip route get "宛先アドレス"

Linuxで IPv6ソースアドレスセレクションの状況を示すコマンドは ip route get "宛先アドレス" 。特にLinux kernelの Advanced Routingをonにしなくても使えた(Linux kernel 2.6.31, Fedora 12)。

LinuxでIPv6トンネルを2本、OCNv6とHE.NET tunnelbrokerの両方を コマンドラインから使おうとして失敗。

ipv6.google.comやa.dns.jpからはping6が返り問題がない。 しかしa.root-servers.netにping6を打つと source address selectionが動いていて、HE.NETのソースアドレスが選択される。 しかし送出されるインターフェースにOCNv6のトンネルが選択されてしまい、 ping6の応答がない。

宛先 宛先 ソースアドレス 出力I/F
a.dns.jp2001:dc4::1 OCNv6(eth0) OCNv6へのトンネルI/F
a.root-servers.net2001:503:ba3e::2:30HE.NET(he-ipv6)OCNv6へのトンネルI/F

ip route コマンドの scope linkオプションはわかりやすそうな気がするが、 ip -6 route | grep ^feとしてIPv6リンクローカルアドレスを見ると、 IPv6にはscopeオプションはない。 しかし、ip -6 route show の表示が読みにくい。2008年当時の情報だからだろうか。

iproute2, ipコマンドの注意:

  • /etc/iproute2/に、ルール、経路テーブルの設定ファイルがある。
  • ip ruleはIPv4とIPv6でルールが別だがルール名が同じなので間違いやすい
  • ip tunnelはPPPトンネルについては表示しない (SIT, GRE, IP-in-IPのみ)

    現状確認

  • ip -6 rule # 経路テーブル名の一覧
  • ip -6 route list table main # テーブル main の経路
  • ip -6 route list table local # テーブル local の経路

    経路を追加

  • /etc/iproute2/rt_tables に "200 ipv6_ocn", "201 ipv6_he_net"を追加

$ sudo ip -6 rule add from 2001:470:1f05:bc2::/64 table ipv6_he_net
$ ip -6 rule		# IPv6の経路テーブルが追加された
0:      from all lookup local
16383:  from 2001:470:1f05:bc2::/64 lookup ipv6_he_net
32766:  from all lookup main

$ ip rule		# IPv4の経路テーブルは追加されていない
0:      from all lookup local
32766:  from all lookup main
32767:  from all lookup default

$ sudo ip -6 route add unicast default dev he-ipv6 table ipv6_he_net
$ sudo ip -6 route flush cache

$ ip -6 rule
0:      from all lookup local
200:    from 2001:470:1f05:bc2::/64 lookup ipv6_he_net
32766:  from all lookup main

$ ip -6 route list table ipv6_he_net
default via 2001:470:1f04:bc2::1 \
    dev he-ipv6  metric 1024  mtu 1480 advmss 1420 hoplimit 0

... しかし ...

$ ip route get 2001:503:ba3e::2:30
2001:503:ba3e::2:30 from :: via 2001:503:ba3e::2:30 \
    dev ppp0  src 2001:470:1f05:bc2::1  metric 0
    cache  mtu 1390 advmss 1330 hoplimit 0

# HE.NETのトンネルI/FではなくOCNv6のppp0 I/Fが選択された。うー

$ ip -6 route get from 2001:470:1f05:bc2::1 2001:503:ba3e::2:30
2001:503:ba3e::2:30 from 2001:470:1f05:bc2::1 via 2001:503:ba3e::2:30 \
	dev he-ipv6  src 2001:470:1f05:bc2::1  metric 0
    cache  mtu 1480 advmss 1420 hoplimit 0

... from を指定すると、期待どおりのvia と dev が表示された ...

### HE.NETのトンネルI/Fではなくeth0にrouted /64のアドレスをつけてみた
### しかし、やはりHE.NETのソースアドレスをつけながらも、出力デバイスが違う

$ ip route get 2404:6800:8007::63
2404:6800:8007::63 from :: via 2404:6800:8007::63 \
    dev ppp0  src 2001:470:1f05:bc2::1  metric 0
    cache  mtu 1390 advmss 1330 hoplimit 0

... こうしても、OCNv6から出て行って、HE.NETトンネルから返ってくる ...

$ ping6 -I 2001:470:1f05:bc2::1 2404:6800:8007::63

... ping6 コマンドで -I でHET.NETのrouted /64のアドレスを指定すれば、
HE.NETのトンネルから出て行き、HE.NETのトンネルから戻ってくる ...

... あ゛ー ...

... よく見たら、どこにping6を打っても、HE.NETのソースアドレスをつけて
OCNv6のトンネルに出て行き、HE.NETのトンネルから戻ってきていた ...

... 一部、2001:240::53、2001:200:c000::35は OCNv6経由だった ...

... ソースアドレスセレクションはOKだが、出力I/Fの選択がおかしい ...
... ポリシールーティングを設定したから? ...

$ sudo ip -6 rule del from 2001:470:1f05:bc2::/64 table ipv6_he_net

... やはりHE.NETのソースアドレスでOCnv6に出て行く ...

$ sudo ip -6 rule add from 2001:470:1f05:bc2::/64 table ipv6_he_net
$ sudo ip -6 route add ::/0 via 2001:470:1f04:bc2::1 \
  dev he-ipv6 mtu 1300 table ipv6_he_net

... やはり同じ ...

しかし、ping6 -I he_net_ipv6_tunnel_server_addr 2001:503:ba3e::2:30 としたあと、ping6 2001:503:ba3e::2:30 が通るようになってしまった。 tcpdumpしてみると、行きはOCNv6のppp0から出て行き、帰りはHE.NETの SIT tunnel I/Fから応答が届いた。いやはや。

参考資料:

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| 2010年05月09日(日)| はれ | 3/4 | カテゴリ: Linux IPv6 Fedora 12

IPv4/IPv6 国内外のLooking Glass一覧

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| 2010年05月09日(日)| はれ | 2/4 | カテゴリ: Network IPv4 IPv6

HE.netで勝手にやっている無料の 「IPv6資格テスト」が、それなりにおもしろい

HE.netで勝手にやっている無料の 「IPv6資格テスト」が、それなりにおもしろい 。 DNSの逆引きも設定するところがある。
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| 2010年05月07日(金)| くもりのちあめ/ | 2/3 | カテゴリ: IPv6
IPv6カテゴリ
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