GoogleからSMS受信できないのは、 ドコモの海外SMS送受信は一部事業者だけ対応のためらしい。

例えばアメリカの場合、ドコモ契約の端末でSMSを送受信できるのはAT&Tという事業者だけで、売上げで全米第一位にもなったことがあるVerizon Wirelessの4,000万ユーザとは、SMS 送受信ができない。また、全米第三位の Sprint/Nextel や第四位のT-MobileともSMSは送受信できない。

念のため、ドコモ「151」問合せセンタで、いくつか聞いた:

  • アメリカで AT&T以外の携帯電話事業者とSMSを送受信できるようになるのはいつからか?
    →その予定はない
  • アメリカで AT&T以外の携帯電話事業者とSMSを送受信できるようにする計画もないのか?
    →計画はない
  • ソフトバンクでは海外からのSMSも受信できるらしい、どう考えるか?
    →申し訳ございません
    (「改善要望として上申します」などの緩和回答もなく、つっぱね)
最高に男らしい回答だ。なお、KDDIも似たような状況らしい。ソフトバンクは受信できるらしい。

しかし、電話問合せの「151」に問い合わせたところ、20分かかって、上のような回答を得た。それまでは「SMSが送信できる場所ならどこでも、国内にいるドコモ端末にSMSを送信できる」「できない事業者もいる」など、矛盾したことを3-4回言われた。そのあとで、「国際担当にまわします」と。最初から「Google からSMS を受信できない」と問い合わせてはいたけれど、国内のGoogle サイトからの SMS 送信だと思っていたらしい。国内にGoogleのサーバマシンがあるかどうか知らないけれど。

ドコモはワールドウィングとか海外に強いとか言っているのだが、いまは音声の時代ではないのであった。データ通信やSMS/MMS、インターネットがどうわかりやすく、手軽に使えるのかどうかが問題なのであって、そのへんの回答ができない状態に見える。

なお、「ドコモの海外SMS送信時に、国番号のあとに、0をつける必要があるかどうかは、相手先の通信事業者に問合せせよ」とのこと。これは「ドコモでもわからない」のか、「調べていない」だけなのか、「webに掲示できないほど複雑なルールになっていて掲示できない」のか。

ドコモの海外SMS対応事業者の数は、だいたいで数えると約90。同じく地域だけ数えると50。この数字は、同じVodafone などの事業者名でも、地域が異なれば違う事業者としてカウントした場合の数字。これと、GSMA (GSM Association) が発表している、GSMA加盟のメンバー数は960、国と地域の数だけでも218。

GSMA加盟メンバーは必ずしも携帯電話事業者ではないが、相互接続や課金決済の相殺など、携帯電話事業者特有のサービスが中心なので、メンバーのほとんどが携帯電話事業者だ。そのGSMAの最高の資格であるFull Memberでも747もある。GSMAのオペレータ(事業者)メンバーには、衛星、海洋、航空の事業者もいるが、ドコモのSMS対応表にはない。

ソフトバンクは117事業者に対応 (W-CDMAの重複事業者数を除く)。アメリカの場合、AT&TとT-Mobileに対応。